質問「ワーク途中での同時浄化について」への回答

認定セラピストからの質問を受けたので、回答します。

 

/////(以下、質問メールより)

 

エネルギーデトックスワークを行う際、毎回ではないですが
時々糸が凄い勢いで(多分目標があって)進んで行きます。

初めはそれを途中で止めて
吸い上げて抜いて浄化してまた入れて…とやっていたのですが、
もしかして
「進んだ先で吸い上げると同時に浄化してさらに進む」
が出来るのではないかと思ってやってみたら出来ました。

しかし、そもそも「同時浄化」というのが良いものなのかどうかをお聞きしたいと思いました。

 

また、私の場合、回数が10回目あたりから格段にパワーアップしてきます。
(10回目までも充分抜けますが、ある線を超えると格段に違ってくるという事で、それが多分10回目くらいという事です)
回数こなせばこなす程、「効果」が増すと思います。

そういったことを考えると、
「行った先で同時浄化してさらに進む」
のやり方は、それだけ回数が減るという事になり、
効果という点からいうとあまりお勧めではないのかなとも思いまして質問を致しました。

ただ、糸の方はそのままさらに奥まで進みたそうな感覚が伝わってきます。

 

もう一つ、糸が行きたそうにしていた場合、そのまま任せておいた方がいいのか、
途中で切り上げた方が良いのかもお聞きしたいのです。
「この子は一体どこまで行く気なのか」
と思うこともあり、
こういうのはやり方として良いのかどうか、というのが心配なので。

 

/////

 

これに関しては、『初級レベルを超えた領域の話』ではありますが・・・

結論を先に言うと、

 「できる(力量が足りている・自然とそうしたくなる)のであれば、同時浄化を行いながらでもいい」

 「エネルギーの糸に任せて行けるだけ行っても、途中で切り上げても、どちらでも良い」
  (ただし、切り上げる際は、『適切なポイント』で切り上げるのが望ましい)

です。

 

 

掘り下げて説明していきますね。

 

まず、1dayセミナーでお伝えしている以下の点を思い出してください。

> 『不要なエネルギー(残留エネルギー)』とひとまとめに書いてきましたが、
> その実体は、様々な種類の複合エネルギー体であり、それぞれのエネルギーの性質や特性はバラバラです。

 

体内にある『様々な種類の複合エネルギー体』の中には、

 『比較的浄化しやすい性質のエネルギー』
 『その場で浄化しても大丈夫な特性のエネルギー』

というのも存在します。

 

そのため、

 「エネルギーの糸を入れる際に、これらの『浄化しやすい不要なエネルギー』の部位を選んで掘り下げて行けば、
  (手前にあるものを無視して)
  奥にある特定の不要なエネルギーを、狙って抜くことが可能」

です。

 

例えるなら、「トンネルを掘る際、軟らかい部分を選んで掘り進む」という感じですね。

 

当然、この場合、手前にある『その場で浄化しにくいエネルギー』は”無視”して進むわけですから、
毎回このやり方を行うのは避けた方が良いです。

・・・が、

 『先に、奥のものを抜くことで、即効性のある良い効果が期待できるケース』
 『先に、奥のものを抜くことで、その後のワークがやりやすくなるケース』

なども起こりえるので、
時々(自然とそうしたくなる場合)であれば、行って構わないかと思われます。

 

 

「10回目あたりからパワーアップ」という点に関しては、
回数自体が大事なのでは無く、

 「様々な『条件』が整うと、その時点からワークの効果が格段に上がる」
 「それらの『条件』が整うのに、普段のやり方だと、おおよそ10回程度のワークが必要になる」

ということ。

 

そのため、

 「感覚・直感・ブレスレットなどの誘導に従い、先に奥のものを抜いた結果、
  『条件』が早期に整い、7・8回目で格段にワークの効果が上がる”可能性”がある」

 「回数をこなすために早期での切り上げを繰り返していると、
  『条件』が整うために、15回以上のワークを必要とする”可能性”がある」

と言えます。

 

もちろん、奥までエネルギーの糸を入れるのであれば、その分、「1回あたりのワーク時間は増える」でしょうから、
トータルではなんとも言えないところですが・・・

「効果・効率を狙って、ワークを途中で切り上げる意味は、それほど無い」と考えられます。

 

 

「糸が行きたそうにしていた場合、そのまま任せておいた方がいいのか、途中で切り上げた方が良いのか」については、

 「(主に物理次元的な)状況・時間・体調的に大丈夫であれば、任せて奥に進んで構わない」

 「(主に物理次元的な)問題があるのであれば、途中で切り上げて構わない」

です。

 

「ワークにのめり込むあまり生活や仕事を放り出してしまうのであれば本末転倒」ですから、
あまりにもエネルギーの糸が奥に行きすぎて、ワークに時間が掛かるようであれば、
物理次元的な都合を優先して切り上げてしまっても構いません。

 

一方で、ワークに集中できる状況であれば、行けるだけ突き進んでしまっても大丈夫です。

 

どちらも『正解』で、
状況に応じて、都合の良い方の『正解』を選んで構わないのです。

 

ただし、切り上げる際にも、『適切な切り上げポイント』というのは存在します。

これに関しては、感覚で(ブレスレットに任せて)、「もし止めるとしたらここだな」というところで自然に切り上げれば大丈夫です。

(1dayセミナーの『歪んだエネルギーの体験』ワーク時のような、「気持ち悪い感じ」がしなければ、それでOKです)

 

 

最後に・・・

 

あくまで今回の話は、

 「自然とそうしたくなる場合」

に限ってのことです。

 

基本的には、

 「実直に、手前から順に不要なエネルギーを抜いていくことが、効率的には最適なことが多い」

と思っておくと良いでしょう。

 

物理的な『片付け』でも同じことが言えますが、

 『「手前にモノが散乱しているのに、無理矢理に奥のモノを片付けようとする」というのは、基本的には非効率』

ですからね!